(埼玉)虐待死で母親 因果関係争う姿勢 2017年5月29日

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2017-06-09T00:56:26-0400

虐待死で母親 因果関係争う姿勢
2017年05月29日 11時59分
去年1月、埼玉県狭山市で当時3歳の次女を浴室に放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われている24歳の母親の初公判がさいたま地方裁判所で開かれ、母親は「娘がなぜ亡くなったのかわからない」と述べ、浴室に放置したことと死亡との因果関係について争う姿勢を示しました。
去年1月、藤本彩香被告(24)は、埼玉県狭山市の自宅マンションで内縁の夫の大河原優樹被告(26)と共謀して、当時3歳で次女の羽月ちゃんに十分な栄養を与えないまま浴室に放置して死亡させたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われています。
29日、さいたま地方裁判所で藤本被告に対する初公判が開かれ、暴行などの罪は起訴された内容を認めましたが、保護責任者遺棄致死の罪は「私たちのせいで娘が亡くなったのは事実だが、なぜ亡くなったのかはわからない」と述べて、浴室に放置したことと死亡との因果関係について争う姿勢を示しました。
このあと検察は冒頭陳述で「冷たい水をかけられた羽月ちゃんを浴室に放置した行為には、藤本被告も積極的に関わっている」と指摘しました。
一方、弁護側は「被告は浴室に放置された羽月ちゃんを気にかけていたが、大河原被告に逆らうことができなかった」と主張しました。
この事件をめぐっては、大河原被告に1審のさいたま地方裁判所で懲役12年6か月の判決が言い渡されています。



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